MESSAGE

社長メッセージ
北海道新聞社 代表取締役社長 広瀬兼三

北海道発「総合メディア企業」を目指す

 北海道新聞は創刊以来80年近くにわたり、地域に根ざした報道機関として歩んできました。

 豊かな自然に囲まれ、無限の可能性を秘める北海道はいま、人口減少と過疎の進行、札幌への一極集中などの現象に加え、一次産業と貿易、安全保障、エネルギー供給など、日本全国そして世界につながる課題に直面しています。この北の大地で、健全なジャーナリズムを担う志を保ちながら、地域の隅々にまで根を張り巡らせる。同時に道外、海外にまで及ぶ分厚い取材網をフルに連動させる。これが道新流ジャーナリズムの真骨頂であり、奥の深い紙面づくりにつながっていると自負しています。

 私たちはいま、電子版を通じた情報発信も強化しています。紙面で伝えきれなかったニュースの背景や取材過程、写真などを紹介する専用記事を配信。インターネットの双方向性を生かし、読者の皆さんの身近な疑問に答え、問題意識に寄り添う報道にも力を入れています。目指すのは、デジタル社会の進展に対応する総合メディア企業です。

 編集だけでなく、広告、販売、事業などの営業の現場でも、地域活性化の原動力としての役割が期待されています。新聞業界にとって困難な時代であっても、私たちはこれまでに培ったさまざまな強みを最大限に生かし、地域とともに歩んでいきます。「日本一の地方紙」「最強の郷土紙」を目指し、同時に地域を元気づけ、「役に立った」「ありがとう」と言ってもらえる新聞であり続けたい。そう考えています。

 私たちは地域から愛される新聞であり続けるために、思いやり、柔軟な発想、芯の強さを持った若い力を必要としています。意欲ある若者を待っています。

北海道新聞社 代表取締役社長 広瀬兼三