INTERVIEW

育児中社員Q&A

北海道新聞社では、126日間の「産前産後休暇」のほか、子どもが小学1年生の年度末に達するまでの通算2年間、3回まで分割取得できる「育児休業」、出生後8週間以内のうち4週間、2回まで分割取得できる「出生後育児休業」、そのほか復帰後に利用できる育児関連休暇制度も設けています。
育休取得経験のある先輩社員に、復帰後の働き方や仕事との両立について聞きました。

Q1 産休・育休取得にあたって
  • 「どんどん取れ」と言われた。スムーズに取得できた。(記者職)
  • 記者としての勘や仕事の進め方に支障が出ることを心配していたが、上司からは「それは復帰すればすぐ取り戻せるからまずは育児に全力で取り組め」と応援してもらえた。(記者職)
  • 妻の妊娠を機に職場の上司に伝え、快く送り出してくれた。取得期間や時期については、多忙な時期とできるだけかぶらないように上司とよく話し合った。(記者職)
  • しっかり引き継ぎさせてもらい、グループ全体でサポートしてくれた。当時周りで取った人はいなかったが、あまり気にならなかったので率先して取得した。(ビジネス職)
  • 妊娠時に、車移動を伴う外勤から、内勤へ異動させてもらった。つわりがひどく約1カ月休んだが、大変温かい言葉をかけてもらい感謝している。(ビジネス職)
  • 上司、同僚ともに大変気遣っていただき、勤務時間や仕事量についても、話をとてもよく聞いてくれた。(ビジネス職)
Q2 復帰後の働き方について
  • フルタイム。(記者職)
  • 子どもの保育園の迎えなどで17時半には退勤できるように、だらだら仕事をせず、早くできる仕事はどんどん早くやるように心がけている。(記者職)
  • 土日の勤務や残業はほとんどない状態で働くことができた。ボリュームの軽い仕事ばかりでなく、やりがいの感じられる分野の仕事もやらせてもらい、充実感もあった。(記者職)
  • 子どもが2人になると帰宅後の世話が格段に大変になるため、より定時で帰るようにする日が多くなった。(写真記者職)
  • 基本的には出社しているが、在宅勤務やフレックス勤務を活用して、行事や病気の際は自宅で仕事を行っている。(ビジネス職)
  • 育児短時間勤務を利用し9時半~16時半で勤務。(ビジネス職)
  • システム更新プロジェクト期間の育休だったこともあり、時短勤務は希望せず、通常通り勤務した。ただ、突発的な休みが発生する可能性が高いため、業務内容は配慮してもらっていた。(メディアエンジニア)
Q3 仕事と育児の両立について
  • より張り合いを持って働けるようになったが、楽ではない。職場、親族ら周囲の協力が必要。(記者職)
  • これまで仕事と育児の両立をしている人は少数派だったけれど、これからは男女とも多数派になっていくので、自然と会社全体が新しい働き方になっていくように思う。(記者職)
  • 一日があっという間で、日々「時間がない!」の一言に尽きる。子どもが2人になり、さらに慌ただしい毎日だが、仕事中「母ではない時間」を持てることは一種のリフレッシュにもなっていると思う。(ビジネス職)
  • 余裕を持って仕事をしたいが、思うようにはいかずいつも大変。子どもが体調を崩すと、ほぼ必ず自分も体調を崩す。子どものことで仕事を休む時は、同じ職場の方に仕事をお願いする場合もある。時間の使い方を意識して、さらに効率的に仕事を行えるよう工夫が必要。(ビジネス職)
  • 仕事も育児も優先順位を付けて、助けを求めるところは求め、頑張りたい部分は手を抜かないことが大事だと思う。(ビジネス職)
Q4 「育児の経験が活きている」と感じた瞬間
  • 子育てをしていない生活、している生活の両方のリアルを知っていると、取材での質問の仕方にバリエーションが増える。(記者職)
  • より良い社会や未来を作る仕事をしたいと強く意識するようになった。また、子どもの人権について、よく考えて表現を選ぶようになった。(記者職)
  • 自治体の子育て施策については、まさにユーザー目線で取材ができた。(記者職)
  • 保育所の迎えがあるため、日中は仕事を確実に終わらせていかなければならない。集中して取り組むようになるため、業務効率が上がった。(写真記者職)
  • 年次的に後輩が多いため、指導方法に育児の経験が活きていると感じる時がある。(ビジネス職)
  • 思い通りにならないことの最たるものが「育児」。忍耐力はアップした。また、子どもに関連する広告やイベントを提案する場合など、親も子どもも嬉しいものを実体験から考えるようになった。(ビジネス職)
  • 上司や同僚と子どものことを話す機会ができ、話題が増えた。(メディアエンジニア)