INTERVIEW

新入社員

記者職
編集局くらし報道部 
神田 幸

現在の仕事は?

 旬の食材からペットまで「くらし」にかかわる事を幅広く取材しています。基本的に長文120行(1400字)程度の記事を、全道版のくらし面に掲載します。警察やイベント取材のように毎日取材して記事にするというよりは、何カ所にも取材して深掘りしたり、時には本や論文を読んだりしながら時間をかけて原稿にまとめます。自由に取材できる分、掲載のハードルは高いですが、読者からの反響も大きいのでやりがいを感じています。

仕事中の写真

道新の志望動機、入社を決めた理由は?

 これまで学んできた科学技術や中国のことを伝えたいという思いはありましたが、道内出身ではないということもあり、正直迷っていました。ただ、3週間の道内一人旅で北海道が大好きになり、入社を決めました。知床岬まで船に乗ったり、稚内のノシャップ岬まで自転車をこいだりしているうちに、自然豊かで人の温かい北海道に魅了され、約50カ所ある支社や支局、どこに行っても楽しみながら仕事ができそうという思いになりました。

入社前にしておいて良かったこと、しておけば良かったことは?

 良かったことは、同世代以外の人の話も聞くようにしていたことです。取材では、年上の人に取材することがほとんどです。その時も、あまり物怖じせず話を聞けるだけでなく、相手の実体験を基にした考え方や知識を参考にしながら問題点を発見することができます。一方で、そのあと自分で調べて知識をより鮮明で具体的にしておく癖をつければ良かったです。記事にする中で、裏付けするデータや証拠を集めるのに時間がかかることも少なくありません。

今後、こんな道新社員になりたい。目標は?

 日々の取材を大切にしながら、難しい問題にも、道新社員だからでなく「あなたなら話してもいい」と思ってもらえる取材ができるようになりたいです。そのために、機械的に取材するのではなく、余裕があれば世間話をしたり、相手が気になっている問題を語り合ったりしながら長期的な関係性を築いていけるようになりたいです。また、社会問題についてよりじっくり取材をして、自分一人で連載企画をすることも今の目標です。

※記載の所属・担当業務内容は執筆時点(2023年10月)のものです。

休みの日の過ごし方

 くらし報道部は基本的に土日祝休みです。仕事では、道内外にかかわらず専門家や団体の代表などに話を聞くことが多いので、休みの日は社内外の同期と札幌近郊でリラックスして過ごしています。新しくオープンしたエスコンフィールドHOKKAIDOやAOAO SAPPOROにも行きましたが、反対に老舗の喫茶店や飲食店を巡ることも好きです。新人同士、お互いの仕事やプライベートの話をしながら、次の取材につながることはないかと考えています。

休みの日