記者職
編集局校閲部
杉崎 萌
新聞に載る記事や見出しに誤りがないかを確認する仕事をしています。記事や見出しを読み、言葉の使い方や固有名詞、数字、事実関係などを調べています。疑問や間違いを見つけた時は記事を書いた部署に直接問い合わせをするので、さまざまな部署と関わります。新聞が読者に届く前に記事や見出しを確認する「最後の部署」としての責任と、「最初の読者」としての気づきが求められるので、新聞づくりにおいて学ぶことが多くあります。
大学のゼミ活動を通じ、知らない土地に行き、人に会って話を聞く面白さを感じました。北海道は日本で最も面積が大きい都道府県なので、多くの場所を訪れる楽しみがある一方、漁業などの1次産業から観光などの3次産業まで、幅広い分野の方々に会って話を聞くことができると思いました。また、道内各地に支社や支局を持ち、地域に根ざした地方紙でありながら海外駐在も置くなど、広く挑戦できる場があるのも魅力的に感じました。
しておいて良かったことは車の運転、旅行、スクラップです。車に少しでも慣れておくことで、運転への抵抗もなくなりました。旅行は、自由に使える時間がないとなかなか行くことができないので、学生のうちに行くことができよかったです。スクラップは将来自分が書きたい記事の参考にしたいと思っています。しておけば良かったことは、雪道の運転、料理、読書です。料理は、現在1人暮らしをしているので、親からレシピを教わり頭に入れておけば楽に自炊ができたなと思います。読書は知識や興味の幅を広げる上で、もっと読んでおけばよかったと思います。
一人の人にスポットを当て、その人の人生を紹介するような記事を書きたいです。大学のゼミで戦争を経験した方から話を聞き、文章にまとめる活動をしていました。戦争の概要だけを知るよりも、より戦時下の生活について思いを巡らすことができました。一人の人生を通じ、自分が経験していないことを別の人の経験から学ぶことのできる面白さや大切さを感じました。新聞は多くの人に届くので、誰かの励みになるような記事を書きたいです。
※記載の所属・担当業務内容は執筆時点(2020年12月)のものです。
レンタカーを借りて、おいしいものを食べたりきれいな景色を見に行ったりしています。北海道は魅力的な場所が多くあるので、飽きずにいろいろな場所に足を運んでいます。また校閲部はデスクワークなので、運動として家の近くの山に登ってリフレッシュしています。家にいる時は映画を見たり、ラジオを聞いてのんびり過ごしています。友人とご飯を食べに行くことも、良い息抜きになります。