INTERVIEW

新入社員

記者職
浦河支局 
河村 元暉

現在の仕事は?

 私がいる浦河支局は支局長と2人でエリアをカバー。担当分野を分けず、事故や事件といった警察関係や町の行事、議会など多岐にわたって取材しています。さまざまなことを取材できるのが地方にある支局のメリットで、いろいろな人と関わることができるので新たな発見や出会いが多いです。一方、漁業など今まで携わったことがない分野の取材も少なくありません。自分が理解できていないと分かりやすい記事は書けないので、疑問点はすぐに聞くようにしています。

仕事中の写真

道新の志望動機、入社を決めた理由は?

 高校の修学旅行で北海道を訪れた際、自然溢れる十勝の景色に圧倒され、いつか住んでみたいとなんとなく思っていました。それから約4年後、大学3年生になって就職を考え出し、地元を離れることを決めたときに真っ先に頭の中に浮かんだのは北海道の景色でした。高齢化や地域医療問題など、今後の日本が直面するであろう問題が一足先に起きている地方で記者生活を送りたいと考えていた自分と、地方の読者を大事にしている会社の方針が合ったこともあり、迷わず入社を決めました。

入社前にしておいて良かったこと、しておけば良かったことは?

 もっと新聞を読み込んでおくべきだったと思います。就活中は社会の情勢を知るために新聞を読んでいたのですが、記者となった今、新聞記事独特の書き方に苦労しています。情報を仕入れるだけではなく、記事の構成や必要な要素など、書き手を意識して新聞を読んでいれば記者になってからの苦労は減らせると思います。

今後、こんな道新社員になりたい。目標は?

 地方にはびこっている問題を伝え、そこに住む住民以外も危機感を抱くような記事を書きたいです。特に地方の医師不足問題。日常生活を送る中でも不便だと感じることがありますし、今まで住んでいたところとの違いに驚くことがよくあります。道外出身の自分だからこそ持っている視点を大事にしつつ、問題提起していきたいと思っています。

※記載の所属・担当業務内容は執筆時点(2020年12月)のものです。

休みの日の過ごし方

 北海道らしさを感じられる地方に来たので、ドライブをして自然に癒やされています。日高管内は海と山との距離が近く、いろいろな景色を楽しむことができます。仕事で疲れていても大自然の中でぼーっと過ごすだけで良い気分転換になりますし、写真も好きなので自分が好きな風景を写真に収めています。友人も少しずつできてきたので、スポーツなど身体を動かすことにも挑戦したいと思っています。

休みの日