メディアエンジニア
制作局システム本部開発グループ
出口 洋海
新聞紙面が完成するまでの工程には多くのシステム必要ですが、紙面データの配信に関連する部分だけでも紙面情報を管理するシステムや、完成した紙面データを工場へ送信、受託社のデータを工場で製版できるようにデータ変換するシステムなど多岐に渡ります。道新選挙システムも同様ですが、各システムの運行監視、トラブル対応、開発・更新などを行う為にはシステムと運用の両方の理解が求められ、毎日が勉強の日々です。
現在は、さらに紙面制作の中心となる組み版システムや広告システムなども含めた紙面制作工程全般まで担当範囲が拡大して責任が増しています。
2024年10月の衆院選は、本社移転と衆院選がほぼ同時期に重なったことや、更新された選挙システムと新たに刷新された素材集配信システム(統合編集システム)の稼働後に行う初の国政選挙だったことも相まって厳しい状況となりました。
衆院選準備では、システム障害が発生した時のことを考え、念入りに何度もバックアップ運用の確認作業を行いました。実際の投開票日には障害トラブルなどが発生することもなく無事に終えられましたが、仮に障害が発生しても入念に準備していたため自信を持って対応できる、そんな万全な状態を作り出して運用することの積み重ねが日々の新聞発行の維持につながっていると考えています。
自分がしている仕事に対して、視野を広く持つことを大切にしています。たとえばシステム開発や改修をする際には、目的と結果がどうあるべきかを運用者・開発者の視点で考えるようにしています。
視野を広く持つのと同時に、自分の意見をしっかり持つことも大切にしています。システムに関して議論をする場合は特に、正しい理解がないと意見に説得力がついてこないため、常日頃からシステムと運用への理解を正しく把握することを心がけています。
何よりも北海道に貢献できる仕事であるというのが大きいと思います。北海道新聞社の一社員として北海道の最新の情報や普段の生活では知り得ないようなローカルニュースに触れながら、その記事を読者の方々に日々届けるという仕事にとてもやりがいを感じます。
※記載の所属・担当業務内容は執筆時点(2024年11月)のものです。
2022年4月入社
本社制作局システム本部開発グループ
運行業務全般、イメージ展開システム、紙面情報管理システムなど紙面データの配信に関連する複数のシステムの開発・保守業務を担当、選挙では衆院選・参院選・統一地方選の開票・経歴データ集配信作業、さらに道新選挙システム(DES)の更新にも携わりました。
現在は、組み版システムなども含めた紙面制作系システム全般と選挙システムを担当。
休みの日はラーメンを食べに行くことが楽しみです。旅行も好きなので、連休のときは東京や大阪、名古屋など帰省もかねて旅行することもあり、旅先でラーメン巡りすることもあります。また、旅先ではあまり下調べをしないで散策することが多いです。ふらっと立ち寄ったお店の方が開拓している感じがすること、下調べてから旅行していたら訪れていなかったかもしれないことを考えると一期一会な感じがして楽しいです。