INTERVIEW

先輩社員

メインイメージ

写真記者職
編集局写真映像部 
桶谷 駿矢

現在の仕事

 プロ野球日本ハムファイターズ担当として勤務しています。北海道の新聞社ですが、ホームのエスコンフィールド北海道だけではなく、春キャンプでは沖縄に、ビジターの試合では仙台、大阪、福岡など全国へ出張します。野球の試合がない日は事件事故、選挙などの一般取材もこなすほか、自らがテーマを決めて企画し、撮影、執筆することもあるのが写真記者の醍醐味です。私は漁業や農業など一次産業に興味関心があるので、全道各地の漁師さん、農家さんの元へ取材に行くのが最近の楽しみです。
 また昨今求められている映像技術向上のため、グループ企業である北海道文化放送(UHB)にも出向しました。毎日新鮮で刺激的な写真記者生活を送っています。

仕事中の写真

入社してからの一番の試練・失敗談。また、どう乗り越えたか

 私の挫折経験は野球撮影です。大学卒業までスポーツと無縁の生活だったため、野球のルールが全く分かりませんでした。結果、速報用に送らなければならない写真を撮り逃してしまい、代わりに別の場所から撮影していた先輩へお願いすることに。
 悔しさでしばらく落ち込んでいたのですが、後日、その先輩にプロ野球観戦に連れていっていただき、隣でスコアを付けて野球を一から勉強しました。あの時の失敗を糧に、今では日ハム担当として全国を飛び回っています。

仕事をする上で大切にしていること

 常に取材対象の方の気持ちを最優先に撮影することを心がけています。報道という仕事上、全てが街ネタのような明るい取材とは限りません。災害発生時の遺族取材など、時にはメディアに取り上げられたくないと思う方ももちろんいらっしゃいます。そうした場合に無理に撮影をお願いするのではなく、まずはお話しを聞いて相手と関係性を築くことで、「○○さんになら」と許可をいただけることもあります。

道新で働くことのやりがい、魅力

 地域の方々との繋がりが非常に深いこと。これに尽きると思います。
 地域紙・ブロック紙というとやることも限られてしまうのではと思う方もいるかもしれませんが、北海道は面積も非常に広く、道新の支社支局がある道央、道南、道北、道東それぞれに特色、たくさんの魅力があります。各地域で活躍する人々を最前線で取材できる。ここは全国紙にはない大きな魅力だと思います。

※記載の所属・担当業務内容は執筆時点(2023年10月)のものです。

入社後の経歴

2017年4月入社

本社編集局写真部(当時)。レバンガ北海道や高校総体、花園ラグビー等を取材。

2018年3月

函館報道部写真課。映像に力を入れる。当時の道新電子版用にニュース映像を自称社内で一番撮影、出稿。

2022年7月

本社写真映像部。日本ハムファイターズを担当。

2023年5月

北海道文化放送(UHB)出向。

2023年8月

現職場

休みの日の過ごし方
 趣味は釣りで、UHB出向時には釣り企画をさせていただきました。私は幼少期、本州で暮らしていましたが、道内は自然が豊かなため、どこに行っても釣れる魚の量や種類が桁違いです。激務のイメージの新聞社ですが、ゴールデンウィーク前後や年末年始にはまとまった休みも取れるため、函館や知床まで釣り遠征するなどメリハリを持って勤務をしています。 休みの日