INTERVIEW

先輩社員

メディアエンジニア
制作局システム本部開発グループ 
中元 諒

現在の仕事

 新聞制作システムやデジタル系システムの開発業務と運行・管理業務をしています。各システムの開発はメーカーに委託しており、開発業務では、メーカー選定、要件検討、仕様検討、システムテストなどを、大規模なシステムでは2年以上の期間をかけて行っています。現在は、2022年に稼働する紙面とデジタルのコンテンツ(記事、写真、動画など)を管理する「統合編集システム」を担当しています。運行・管理業務では、システムの安定稼働を目指し、いざシステム障害が発生したら迅速に対応、障害の原因となったバグ(不具合)は構築メーカーに修正依頼します。また、ネットワーク、セキュリティなどITインフラの維持管理や、WEBシステムの自社開発によりIT技術のスキルアップにも努めています。

仕事中の写真

入社してからの一番の試練・失敗談。また、どう乗り越えたか

 入社してすぐにシステムの更新に携わることになりました。情報技術が大学の専攻ではなかったので、毎週行われる会議では聞き慣れない言葉が飛び交い、話に全くついていくことができませんでした。会議の後に分からなかった言葉を調べ、システムの流れを過去の資料を確認したり実際に手を動かしたりして覚えていきました。その結果少しずつではありますが着実に知識がついてきました。ただ技術は日々進歩するのでこれからも精進します。

仕事をする上で大切にしていること

 システムのメンテナンスなどで設定ファイルやプログラムの修正、リリースが発生することが多々あります。リリース前にテスト環境で動作チェックを行うのですが、この作業が地味ではありますが非常に重要だと考えています。論理立てはもちろん大事なことですが、「ここを修正したからこうなるだろう」「前も似たような修正をしたから問題ないだろう」だけで確認を終わらせず、実際に手を動かしてみて期待通りの動作をしているかを念入りにチェックします。

道新で働くことのやりがい、魅力

 新聞を作るには、たくさんのシステムが動いており、記事編集、紙面レイアウト、広告管理、紙面情報管理、社内ネットワークなど多岐にわたっています。システム一つ一つにもさまざまな技術が活用されており、仕事を通して非常に幅広い分野の技術を身につけることができるのが魅力だと思います。また「どうしん電子版」を中心としたデジタル系システムやAI導入など、技術者への期待も高まっています。新しいシステムの構築に、今までに得た知識を応用してよりよいシステムを目指していくことにやりがいを感じます。

※記載の所属・担当業務内容は執筆時点(2020年12月)のものです。

入社後の経歴

2018年4月入社

現職場

休みの日の過ごし方

 社会人になってから登山を始めました。仕事では座りっぱなしでパソコンを凝視していることが多いので、気分転換になります。また、せっかく自然に触れるので野鳥や植物の名前も勉強し始めました。ただ、今まであまり運動をしてこなかったので、標高の低い初心者向けの山でも汗だくです。徐々に標高の高い山にも挑戦しようと考えており、直近の目標は蝦夷富士とも呼ばれる羊蹄山への登頂です。

休みの日