INTERVIEW

先輩社員

記者職 編集局編集本部 
斉藤 智加

2005年入社。本社編集局校閲部、函館支社報道部、静内支局、本社編集局編集本部、本社編集局報道センターを経て、2017年9月より現職場

現在の仕事

 記事に見出しを付け、「エルス」という専用のパソコンソフトを使って紙面のレイアウトをします。主に、硬派面(1~5面、経済・国際面)のほか、地域面を担当しています。勤務時間は午前9時~午後6時、午後0時半~午後9時、午後5時半~翌午前1時半など、その日に担当する面によって異なるので体調管理が大切です。選挙や五輪、政府の予算発表など大きな行事が控えているときは、数人でつくるプロジェクト班に所属し、数カ月前から紙面の準備をすることもあります。

仕事中の写真

入社してからの一番の試練・失敗談。また、どう乗り越えたか

 報道センター時代、2015年から16年にかけて札幌圏版で連載された「ススキノ  今を映す街」の一部を担当しました。「非現実的な世界を身近に体験できるエンターテインメント空間」-。ススキノをそんな風に捉えて楽しむ女性たちが増えていることにスポットを当てた回。しかし、出稿の締め切りがあすにも迫る中、肝心の女性たちの生の声を取材できずにいました。極寒の2月。同僚記者に手伝ってもらいながら、雪が舞う歓楽街を何時間もさまよい、日付が変わるころにようやく、実名での取材と写真撮影の許可をもらうことができました。「足で稼ぐ」「ぎりぎりまで諦めない」「困ったときは仲間に頼る」。仕事の基本の大切さをあらためて実感した取材でした。

仕事をする上で大切にしていること

 「丁寧に、分かりやすく、正確に」。取材するときは、どんなに短い記事でも、丁寧にじっくりと相手の話を聴くようにしています。話をしている中で、別のネタをつかめるかもしれません。原稿を書くときは、簡潔に分かりやすく。間違いのないよう何度も見直します。整理の仕事も同じで、分かりやすい見出し、レイアウトを心がけます。

道新で働くことのやりがい、魅力

 北海道生まれ、北海道育ちなので、紙面を通じて少しでも故郷に活気が生まれる力になれればと思います。

休みの日の過ごし方

 愛犬と大通公園を散歩しています。12丁目のバラ園でのんびりするのがお気に入りのコースです。

休みの日