INTERVIEW

新入社員

記者職
釧路支社報道部 
シャッジャド 円桃

現在の仕事は?

 経済から文化など幅広く担当しています。特に動物園で取材することが多く、希少種や長命の動物について、生態やそれぞれの特性など飼育員や獣医師に聞いたり観察したりして取材しています。記者になるまで、動物園には娯楽で行くための場所という印象が強かったのですが、「野生で絶滅寸前の動物を知ることで、私たちが動物のために何ができるかを考えるきっかけを知る場所でもある」と教えていただき、動物園に対するイメージが変わりました。そういったところを読者に届けたいと日々意識しながら執筆しています。

仕事中の写真

道新の志望動機、入社を決めた理由は?

 大学で所属していたゼミの教授が元新聞記者だったのがきっかけです。「企業の社長や海外の大統領まで、普段ならお話しできない人でも名刺1枚でお話しすることができる」と聞いた時、あらゆる人々と関わりが持てる記者という職業が面白そうだなと思い目指し始めました。また父親がバングラデシュ人で、日本で過去に働いていた職場が劣悪だった話を聞いていたことから、深刻な人手不足の中、外国人労働者が増加している北海道で、職場の現状を自分の目で見て伝えていきたいと思い道新での入社を決めました。

入社前にしておいて良かったこと、しておけば良かったことは?

 海外ボランティアに参加することが好きで、長期休みの間に海外に可能な限り長く滞在し、現地の人々と交流するなど、大学生だからこそできることを後悔のなくできたことは良かったです。ただ大学時代は車の免許を持っていなかったので、最後の春休みに急いで合宿所へ通い免許を取りました。仮免許試験と本免許試験と2回試験があるのですが、1度でも不合格になると入社に間に合わなくなるのでずっと緊張していました。もっと早くから免許を取れば良かったと思いましたし、記者になると運転は必須なので、免許は早めに取っておくことをおすすめします。

今後、こんな道新社員になりたい。目標は?

 もっと知識をつけてあらゆるジャンルの記事を書きたいです。記者を目指すまで新聞すら まともに読んだことがなかったのですが、記者になろうと決めたとき、きちんと新聞を読んでみると日本の情勢に詳しくなることはもちろん、世界が広がりました。政治、経済、国際、社会、スポーツ。今はまだ知らないことだらけで新聞を読んでいても難しいなと思う時も多いですが、少しずついろいろな分野を勉強し記事が書けるようになって、読者の世界を広げる一端を担えるようになりたいです。

※記載の所属・担当業務内容は執筆時点(2024年11月)のものです。

休みの日の過ごし方

 仕事で疲れてしまい一日寝ていることが多いです(笑)。平日にできなかった家事をやったりゆっくり新聞を読んだりしていますが、月に1度ほど、大学の頃から好きだったネイルをサロンに通って施術してもらっています。執筆の際はパソコンが必須なので、疲れた時や元気がない時に、手元を見ると「ネイル可愛い。仕事頑張ろう」とやる気にもなるので、ネイルは今でも毎月通っています。

休みの日