INTERVIEW

新入社員

記者職
函館支社報道部
橋本 晴佳

現在の仕事は?

 函館市役所担当の一人として、教育や支所、水道、市電、競輪、選挙と幅広く担当しています。報道発表資料をもとに取材することも多いですが、学校の閉校が決まった際には卒業生に話を聞いてこれまでの歴史や経過、思いをまとめるなど自由度は高いです。着目するポイント次第で記事が大きくも小さくもなるので、やりがいを感じます。支所はその地域の取材も任されていて、多く話題に上がるかは自分の手にかかっているので責任もあります。

仕事中の写真

道新の志望動機、入社を決めた理由は?

 教員を目指し、大学では特別支援教育を専攻していました。学ぶ中で疑問や探究心が湧き、記者の仕事はたくさんの人に会って話を聞き、簡単には答えの出ない問いやまだ世には知られていない人の思いを伝えられると思い志望しました。また地方の新聞社で学生リポーターをしていた経験があり、以前から住む人の顔や思いが見える地方紙に魅力を感じていました。地域に腰を据えて取材を積み重ねられる支社や支局が約50カ所あることが決め手です。

入社前にしておいて良かったこと、しておけば良かったことは?

 良かったことは、勉強や部活動、アルバイト、旅行とやりたいことを何でもやったことと、記者の方とお話しして仕事の解像度を上げたことです。部活動で複数の団体をまとめる役割を務めた経験は、初対面の人や同世代以外の人と話したり、交渉をしたりと今の仕事に通じるものがありました。後者は就活後新たにする必要はありませんが、入社後のギャップは周囲と比べるとなかったです。しておけば良かったことは特にありません。

今後、こんな道新社員になりたい。目標は?

 「あなたになら話してもいい」と思ってもらえる取材ができるようになりたいです。そのためには日々の取材を大切にすることや、原稿の内容だけではなく相手が気になっている話題なども話しながら長期的な関係性を築いていくことが大切だと思っています。今の目標は多方面からじっくり取材をして、一人で連載企画をすることです。地域に密着して日々の出来事や変化、違和感を見逃さないようにしていきたいです。

※記載の所属・担当業務内容は執筆時点(2024年11月)のものです。

休みの日の過ごし方

 支社配属を告げられた時は、誰一人と知り合いがいない場所でやっていけるか不安でした。ですが実際に函館に住んでみると、港町で食べ物がおいしいだけでなく、地域ごとに特色、歴史があり、人も温かく大好きになりました。休みの日は、地域の祭りや「遊びに来て」と誘っていただいたイベントに行くことが多いです。地元ならではの特産物が購入できて話の種にもなるので一石二鳥です。また車で道南をドライブして日々お店を開拓しています。

休みの日