継続取材が支えるロシア報道
記者職

2026年4月公開

継続取材が支えるロシア報道

東京支社編集局
報道センター
海外駐在・モスクワ

荒谷 健一郎

2006年4月入社、編集局札幌圏部(当時)配属
2007年3月 千歳支局
2010年3月 釧路支社報道部
2013年3月 編集局報道センター
2019年7月 東京支社編集局報道センター
2024年4月 東京支社編集局報道センター 海外駐在・モスクワ

現在の業務内容

ロシアの政治、外交、日ロ関係を中心に記事を書いています。

北海道新聞は北方四島を行政区域の一部に持つ北海道の地方紙で、特に日ロ関係については継続的に取材しています。モスクワには旧ソ連時代から駐在記者を置いていて、その積み重ねが取材に役立っています。極東サハリン州のユジノサハリンスク駐在や東京の政治、外務省担当記者らとも情報交換を綿密にして、取材を進めています。

一方、戦時下のロシアは激変する国際情勢のまっただ中にある国です。ウクライナや米欧、周辺国の状況も欠かさずチェックし、変化を追っています。複合的な視点を持ちながら、記事を書くことを心がけています。

「道新」の志望動機

「毎日違ったことが取材できたら働いていて飽きないのでは」と思い立ったのが新聞記者を目指したきっかけです。具体的な読者像が思い描ける地方紙を志望していましたが、中でも北海道は学生時代にバイクで一周し、札幌のような都会から、雄大な自然の道東まで変化と魅力を感じた土地でした。このような環境で働けたら楽しいだろうと思い、志望しました。

印象に残った仕事

最近では新型コロナウイルス禍の取材です。瞬く間に人々の生活を一変させ、学校行事なども中止になり、人生のかけがえのない時期に大きな影響を受けた就活生も多いと思います。

私はコロナ禍発生当時、厚生労働省の担当記者でした。感染症の専門家や官僚、政治家に取材を重ね、未曾有の出来事を追いかけるのに精一杯でしたが、重視したのは政策の決定過程を明らかにし、根拠を問い続けること。命や暮らしに関わる政策ですから、納得できる理由で決められているのか検証する必要があると考えました。情報を検証し、考える材料を提供する大切さを改めて考えさせられた数年間でした。

就活生へのメッセージ

「役に立つ、面白い、必要なニュースがわかりやすく書けているか」。記事を書くときは若い頃にお世話になった北海道の取材先や読者がいつも思い浮かびます。「道民のために」という確固たる足場を持ちながら、北海道や東京、海外に取材の場が広がっていく。それが道新記者の魅力だと思います。

休日の過ごし方

街を歩いて公園や美術館、劇場などを巡っています。モスクワの街は一見すると戦時下を感じさせませんが、愛国心を鼓舞する看板や兵士の募集広告などがところどころにあり、国の雰囲気を知る上でも「街歩き」は欠かせません。 雪が降らない時期には、モスクワ在住の日本人ビジネスマンらとソフトボールを楽しんでいます。戦争で日本人の多くはロシアを離れましたが、残った人たちと交流し、日々の苦労話などを語り合っています。

2028卒 2027卒 ポテンシャル
採用
キャリア
採用