地域のいま、誠実に向き合う
記者職

2026年4月公開

地域のいま、誠実に向き合う

編集局報道センター

斉藤 千絵

2010年10月入社、編集局札幌圏部(当時)配属
2011年3月 旭川支社報道部
2013年3月 千歳支局
2016年4月 編集局報道センター
2021年4月 岩見沢支社報道部
2025年10月 編集局報道センター(現職場)

現在の業務内容

札幌圏の話題やまちづくりを追いかけています。
2026年の衆院選を前にした特集では、札幌圏の自治体間の二極化を取り上げました。道内の人口の半数近くが集中する札幌圏は、ラピダスの千歳進出や日本ハム本拠地の北広島移転など華やかなニュースの一方、大学の移転集約による若者流出やバスなどの交通網の縮小などの課題を抱える自治体もあり、転換点を迎えていると感じています。
まちのイベントや移り変わりも深掘りします。スープカレー発祥の地とされる札幌でルーカレー店の開業が相次ぐ背景を探ったり、JR札幌駅で長年営業したハンバーガーチェーンの閉店に立ち会ったり。何気ない記事もその人にとっては一生の思い出になるかもしれず、誠実に取材することを心がけています。誰かの人生の1ページや地域のいまを100年後に形として残せることがやりがいです。

「道新」の志望動機

地域によって全く異なる個性がある北海道の奥深さにひかれました。道新は30以上の地方面があり、それぞれの特色や課題、そこに暮らす人たちの喜びや悲しみをより近くに感じられます。全国紙では詳しく報じることが難しい町村の選挙やまちづくりの動きも住民にとっては日々の生活や将来に関わる出来事で、私たちにしか伝えられないニュースです。地域や人とじっくりと向き合い、一緒に喜んだり悩んだりしたいと考えました。

印象に残った仕事

「周りから『被災者』と見られることに疲れました」。東日本大震災で北海道に避難した家族が震災から数年後、取材の際につぶやいた言葉に胸が詰まりました。

社会課題を語る時、私たちは「障害者」「外国人」など属性でその人を捉えてしまいがちですが、当然ながらそれはその人の全てではありません。取材では様々な属性、立場の方に会いますが、目の前の取材相手がひとりの人としてどんな人生を歩み、どんな思いや価値観を持っているのかを大切にしたいとあらためて思いました。読者にも、属性や立場を超えた見方やその人らしさが少しでも伝わるようにと意識しています。

就活生へのメッセージ

自分に合う仕事って何だろうと悩むこともあるかと思いますが、働く前から「向いている・向いていない」を考えなくて良いのではないでしょうか。仕事は新しい人や価値観に出合い、これまでと違う自分を見つけたり、苦手を乗り越えたりできる場でもあります。私自身、今も記者に向いているかは分かりませんが、日々、取材先や先輩、同僚に学び、支えてもらっています。就活も含めて、今日を大切に過ごすことが明日につながると思います。納得いく就職活動ができるように陰ながら応援しています!

休日の過ごし方

子どもがまだ小さく、交代制の出番や取材がある時以外は休日を一緒に過ごすことが多いです。何気ない言葉や柔軟な発想に癒やされる一方、時に地面に突っ伏して泣くイヤイヤ盛りの娘に翻弄される日々です。 子育て支援施設や公園など1人では足を運ばなかった場所に出かける機会が増え、これまでとは違った視点や考え方に気付かされることもあります。子育てに限らず、それぞれのバックグラウンドや経験、趣味も糧にできるのが記者という仕事の魅力だと思います。

2028卒 2027卒 ポテンシャル
採用
キャリア
採用