ビジネス職
事業局事業センター
田中 悠理
道新は、北海道マラソンやほっかいどう大運動会、花火大会、雪まつり、展覧会など多くのイベントに関わっており、それらの運営を手がけるのが事業センターです。イベント規模も種類もさまざまで、1万人以上が参加するスポーツイベントや数十人が参加するセミナーイベントまで、幅広く主催しています。具体的な業務は予算の管理や広報宣伝物の製作、物品の発注、公的機関に提出する書類作成など、イベントに関わることすべてです。入社後、イベントは「仕込み九割、現場一割」という言葉を教わりました。イベントの本番は一度きりしかなく、失敗は許されません。そのため問題となり得る要因を一つ一つ確実につぶし、本番に向けて日々準備をすることが我々の仕事です。
小学生のスポーツ教室で定員を大きく超えた申し込みを受け付けてしまったことです。開催地が遠方だったため、現地のスポーツ団体へ参加者募集の協力を私なりに人を介し、定員を設けてお願いしていました。しかし、どこかで話が変わってしまい、気づいた時には予定定員を超えてしまいました。最終的には安全性や教室への影響を考え、参加チーム毎に1件ずつ人数調整のお願いをして事なきを得ました。その経験から、より一層さまざまな可能性を考慮して準備を行い、致命傷になる前に気付けるように努めています。
①常にアンテナを張ること②謙虚さ③たくさん考えること―の三つです。①ヒントやアイデアはさまざまなところに転がっています。今は関係ないことも、いつかの正解になるかも知れません。②上手くいっている時こそ、見落としがあるかもしれません。慢心で足をすくわれないよう、常に謙虚でいることを心がけています。③多くの選択肢がある中、自分がどう考えなぜその判断をしたのか。当たり前のことですが、考えた分だけ説明に説得力がつき、間違いや失敗もより密度の濃い経験になります。
「達成感」と、参加者の「楽しかった」という一言です。イベントを開催するには、さまざまな人々が関わります。プロダクションや業者、協力企業、そして参加者など多くの人のおかげで成り立っているため、責任を感じます。しかし、何度も調整を重ねながら準備をし、イベントが無事成功したときには大きなやりがいや喜びを感じます。また、イベント参加者の笑顔や「楽しかった」という一言は、準備をしてきたことが報われる瞬間であり、次も頑張ろうという想いに変わります!
※記載の所属・担当業務内容は執筆時点(2021年12月)のものです。
2019年4月入社
現職場
映画鑑賞や漫画を読んで一日中家に引きこもる日もあれば、旅行や買い物に行ってリフレッシュすることもあります。先日は雲海が見たくなりトマムへ行きました。コロナ禍以前はたくさん旅行していましたが、最近はめっきり減ってしまい、久しぶりでした。そのほかには、アンテナを広く持って行動できるように、新しいことに興味を持ち、触れてみることにしています。先日は友人に誘われ、人生初のリアル脱出ゲームにチャレンジ。盛り上がり過ぎてまた行きたいです。