interview

新入社員

編集本部 吉川 幹弘

記者職 編集本部 
吉川 幹弘

2016年入社、以降現職場。

現在の仕事は?

 原稿に見出しをつけ、写真とともに紙面をレイアウトする仕事をしています。送られてきた原稿と、他メディアが発した情報を元にニュース価値を判断。どうしたら一番うまく読者に伝わるか、報じ方を考えて紙面を作り上げます。幅広い知識と経験が求められるので、勉強漬けの毎日です。ニュースが紙面に載る前の第1読者として責任が問われますが、町ネタや地域の温かい話題があるときは自分も現場にいる感覚で楽しんで仕事をしています。

道新の志望動機、入社を決めた理由は?

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 小学4年のとき、家族で行った沖縄で見た一枚の写真に衝撃を受けました。沖縄戦で逃げ道を失った家族が自殺した「集団自決」の写真です。当時、9.11テロ後に北海道の部隊がイラクに派遣されたのを、新聞やテレビが大きく報じていました。戦争は昔の話ではない、現在の話なのだと気づきました。遠い国でも近くの町でも、苦しんでいる人がいることを伝えていける、そして世界が少しでも良い方向に向かっていける、そんな社会に少しでも貢献していきたい、そう思って記者を目指しました。

入社前にしておいて良かったこと、しておけば良かったことは?

 自分の原点の地に足を運ぶこと。私の場合は沖縄でした。大げさに言うと「使命は何か」を探すため、やりたいこと、好きなことの根源を見つけに行きました。辺野古の座り込み現場にいたご婦人や、集団就職で東京に行き、琉球人差別を受けた経験がある初老の男性など、出会った人々からいろんな話を聞きました。興味深い話を記事にして、たくさんの読者に届けることができる。今の仕事にかける強い思いにつながりました。しておけばよかったと思うことは、海外旅行です。国際情勢が無視できない社会なので、その国の土地柄など、幅広い経験があるとよかったなと思います。

今後、こんな道新社員になりたい。目標は?

 現場第1主義の「足で書く」記者。北海道を支える地元の人々と一緒に地域の課題を追求し、未来を作っていきたいと思っています。平成28年8月の台風は、道内各地に大きな被害をもたらしました。洞爺湖町で農家を営む親戚は新設したばかりのガレージが吹き飛ばされたと言っていました。こうした農家の現状を伝え、応援していけるのも地元密着の私たちにしかできない仕事だと思います。もちろん産業だけではなく、様々な視点で道の問題に向き合い、解決し、盛り上げていける、そんな記者に私はなりたいです。

休みの日の過し方

 映画を見るか、本を読んでいます。最近は横山秀夫さんの著書を読んでいますが、昔の新聞記者が書いた本が特に好きです。本田靖春さんも好きですが、辺見庸さんの「もの食う人びと」は物書きになりたい、と思わせてくれた一冊です。最近見た映画だと、インドの「PK」はおもしろかったです。劇中のダンスシーンは仕事中にも脳内で流れるほどはまりました。刺激的な作品に出会うのは良いリフレッシュになります。

休みの日