INTERVIEW

新入社員

記者職
編集局報道センター 
川口 大地

現在の仕事は?

 札幌市内の警察署を回っています。毎日自分の担当署へ行き、慌ただしい様子ではないかを確認。実際に自分の目で見ることが正確な記事を書くことにつながるので、事件事故が発生すれば状況を把握するために現場に足を運びます。火事の発生などで真夜中に取材へ行かなければならないこともありますが、何が起こっているのかを誰よりも早く捉え、その場にいる人の生の声を聞けることにやりがいを感じています。

仕事中の写真

道新の志望動機、入社を決めた理由は?

 北方領土問題に道新記者として向き合いたいと思い志望しました。大学時代から北方領土問題に関心があり、「日本の中でロシアに一番近い北海道に根ざした新聞には何が書かれているのだろうか」と図書館で道新を読むと、全国紙とは異なる視点で問題提起していることに驚きました。日本全体が同じ意見のように思われる問題に対して、地域ならではの事情を反映した記事を書けるところが道新の魅力だと考えています。

入社前にしておいて良かったこと、しておけば良かったことは?

 社会人になると長期休みをなかなか取れなくなるので、時間のある大学生の間に多くの国に行っておいてよかったと感じています。留学先のモスクワでは、たくさんのロシア人と交流する中で「世の中にはさまざまなものの見方があるのだな」と実感することができました。一方、私は東京都出身で、取材中に北海道の地名や言葉が分からなく困惑することが何度かありました。入社前に少しでも頭に入れておけばよかったです。

今後、こんな道新社員になりたい。目標は?

 まだ世間から注目されていない問題を自分で見つけられる記者になりたいです。今は担当署から発表された事件事故の取材をするだけで精一杯で、幅広くさまざまな分野の記事を書いている先輩を見ていると、自分の視野はまだまだ狭いと痛感させられます。いきなり特ダネを取ることは難しいですが、その問題のどこにニュース性があるのかを常に考えながら一つずつ仕事を丁寧に行い、これからも取材力を磨いていきたいです。

※記載の所属・担当業務内容は執筆時点(2020年12月)のものです。

休みの日の過ごし方

 普段はどうしても外食やコンビニでご飯を買うことが多い分、休日はなるべく自分で料理をするよう心がけています。自宅で好きな物を作ることが一番のストレス解消法です。何度も挑戦しているのがハンバーグ。当初はさまざまな調味料を入れていましたが、最近になってシンプルな材料のみで作った方がおいしいという結論に至りました。自分の手のひらよりも大きいハンバーグを食べながらビールを飲む時間が至極のぜいたくです。

休みの日