interview

先輩社員

記者職 編集局編集本部 
山田 一輝

2011年入社。室蘭支社報道部、江差支局を経て2015年7月より現職場。

現在の仕事

 紙面に見出しをつけレイアウトする作業、いわば整理記者です。現場から出稿される記事を読み、見出しは何本?文言は?などを考え、同時に紙面のどこに置くか、扱う大きさも判断します。担当面は日替わりで紙面によっては10本以上の記事を扱うことも。限られた時間内で読者に読みやすい紙面をつくるため、作業のスピード、ニュースの価値判断力、美的センスなどが求められます。制作、デザイン、校閲担当と連携しながら、より良い紙面に仕上げます。

入社してからの一番の試練・失敗談。また、どう乗り越えたか

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 江差支局員だった入社3年目、学校給食費の不正流用という行政の大きな不祥事が発覚しました。このような取材は経験がなく、全国紙やテレビ局との取材合戦の中、私はどうしていいか分からず途方に暮れました。支局長から指示を受け、記者会見や関係者に取材したものの、記事はうまく書けません。事件は複雑で、ある程度全容が分かるまで長期化しました。その間、何か動きがないか確認に走る日々が続きました。関係者の口は堅く、以前は良好な関係だった行政の幹部とぎくしゃくすることも。不祥事取材の難しさを感じました。今回のケースでは、情報を早くつかむこと、長期化した場合どんな流れで事態が進むか予想して動くことが重要だと学びました。

仕事をする上で大切にしていること

 分かりやすく的確な見出しをつけること。見出しは時に、記事の印象を大きく左右するものだからです。でもこれが難しく、未熟者の私は、頭をフル回転させても良い文言がつかないことがしょっちゅう。先輩やデスクに助けてもらいながら、毎日乗り切っています。自分を成長させるには、他紙との読み比べも大切。自分のつけた見出しより他紙のほうが良かったりするとがっくりしますが、それも大事な勉強です。

道新で働くことのやりがい、魅力

 地域に密着した仕事ができること。支局員のころ、住民から「道新はまず地方版から読む」とよく言われました。マチの話題をいち早く知りたいという期待の大きさを感じ、地域にとって必要なニュースとは何かを考えて取材していました。その分、記事に反響があるとやりがいを感じます。また「道新があえて書くんだから、重要な話題だろう」という声も耳にします。道内での影響力の大きさ、書く責任感の重さを意識するよう心がけています。

休みの日の過ごし方

 運動不足なので、数年間さぼっていたランニングを再び始めました。近所の公園を中心にのんびり走っています。初めて住む札幌市内を走るのは、いろんな発見があり楽しいです。長続きしそうなら、またマラソン大会に出ようかと考えています。

休みの日