INTERVIEW

先輩社員

メディアエンジニア
制作局編制本部制作グループ 
佐々木 凜太郎

現在の仕事

 新聞社のシステムを担うメディアエンジニアとして、新聞の製作工程に精通するため、製作の現場で日々学んでいるところです。主な業務は、紙面レイアウトなどを行う整理記者をサポートする「支援業務」、記者や通信社などから送られたスポーツ成績、商況、天気などの各種データを、紙面用素材に整形するプログラムを開発する「開発業務」、組みあがった紙面のデータを道内の印刷工場へ送るため、各種情報を管理する「紙面情報管理業務」の3つです。新聞製作の上流工程を担い、読者の元へ安定して紙面を届けるため、刻々と最新ニュースが変化する中、紙面製作業務を支える、ほぼすべての紙面作成に携わる仕事です。

仕事中の写真

入社してからの一番の試練・失敗談。また、どう乗り越えたか

 業務に慣れてきたころ、本来であれば決まった形式で受信するデータが送信元の都合で変わってしまったことがありました。そのため、用意していたプログラムが動作せず、紙面用の素材にうまく整形できませんでした。そのままでは紙面が完成しません。印刷する時間も迫っていたので非常に焦りました。しかし、先輩方に手伝っていただきながら手作業で素材を作って、なんとか間に合わせることができました。イレギュラーな例ではありますが、日々の運用を守るのは自分たちなんだと実感できる貴重な機会でした。

仕事をする上で大切にしていること

 どの業務においても自分なりの工夫を意識するようにしています。今ある運用は元から安定していた訳ではなく、これまで携わってきた人たちの創意工夫によって日々改善されてきたものです。教えられた通りに業務をこなすだけでなく、工程の簡素化や効率化の余地を探る視点を持ち、その課題を解決していくことで、より安定した運用の実現に貢献できればと考えています。

道新で働くことのやりがい、魅力

 無事に発行された紙面を手にとると、自らが手がけた業務や用意していたプログラムがうまくいったという実感があります。目に見える形で仕事の達成感を得られるのが魅力の一つではないでしょうか。新聞のあり方や新聞社ができることを模索していかなくてはならない転換期にありますが、今の仕事がどんな変化をするにせよ、それに対応していくことにやりがいを感じます。

※記載の所属・担当業務内容は執筆時点(2020年12月)のものです。

入社後の経歴

2018年4月入社

現職場

休みの日の過ごし方

 バイクのチューニングとツーリングです。クラッチ、アクセルの調整やハンドルバー交換などの簡単な作業だけで乗り心地が大きく変わるので、自分の身体に合う1台にしていく面白さがあります。分解して元に戻した後、思い通りに動くか緊張しながらエンジンをかけて走り始める瞬間は、いつも童心に帰ってしまいます。

休みの日