INTERVIEW

先輩社員

ビジネス職
釧路支社販売部 
土屋 奈奈子

現在の仕事

 新聞社の収入のうち約6割を占める購読料収入を維持していくため、新聞配達や営業を担っている道新販売所と連携して様々な場面で新聞をPRしたり、読者の方に喜んでもらえるような懸賞などの企画を考えたりしています。また、毎日確実に読者に新聞が届くよう、日々の新聞の配送状況の確認なども大事な仕事です。私は根室地方の14店の販売所を担当しており、月に1週間ほどかけて各販売所をまわり、地域の近況を聞いたり、部数を維持していくための方策を所長と話し合ったりしています。他にも、スポーツイベントなどの際にブースを出して道新をPRしたり、大きなニュースがあった際に号外を配布したり、懸賞やイベントで使うぶんちゃんグッズを考案したりと、多くの方に新聞を読んでもらうため、さまざまな仕事をしています。

仕事中の写真

入社してからの一番の試練・失敗談。また、どう乗り越えたか

 釧路支社に赴任して6日目、胆振東部地震が発生し、全道でブラックアウトが起きました。まだ何も分からない状況でしたが、釧路の印刷工場が停止し札幌で刷った新聞をトラックで運んでくるという前代未聞の事態に対応しなければなりませんでした。新聞は何時に到着するのか、チラシはどうするのか、刻々と変わる状況に翻弄されましたが、周りの先輩に助けてもらいながら必死にその場で知識を得ることにより、何とか乗り切ることができました。自分自身も今後何かあった時に後輩を助けられるような先輩でありたいと思うと同時に、仕事も生活も日々の備えの大切さを痛感した出来事でした。

仕事をする上で大切にしていること

 「面倒くさいことや苦手なことから目を背けないこと」「自分でしっかり考えること」「笑顔でいること」の3つを心がけています。仕事をしていると、「できたらやりたくないな」と思ってしまうような苦手なことに直面する時がありますが、見なかったことにせず気付いた時こそやるべき時!と思って向き合うようにしています。また人と接する仕事なので、どうすれば相手のためにも会社のためにもなるかを自分なりに考えること、気持ちよく仕事をするために笑顔でいることも大切にしています。

道新で働くことのやりがい、魅力

 読者からの「知ることができてよかった!」という声を聞いた時、その情報を届ける過程で働けていることをうれしく思います。特に2018年のブラックアウトの際、避難所へ実際に新聞を配りに行ったときには、新聞の情報を心待ちにしてくれている方がたくさんいることを実感し、またその情報には人々を元気づける力もあるのだと感じました。必要としている人に確かな情報を届けるお手伝いをすることで人の役に立てることが、道新ならではのやりがいだと思います。

※記載の所属・担当業務内容は執筆時点(2020年12月)のものです。

入社後の経歴

2017年4月入社

本社販売局。内勤部門の企画管理グループで、日々の部数管理等を担当。

2018年9月

釧路支社販売部。外勤部門で根室地区14店の販売所を担当。販売促進策を日々模索中。

休みの日の過ごし方

 コロナ感染拡大前は、道東に住んでいる友だちと一緒に釧路市内や帯広、摩周湖などによくプチ観光をしに行っていました。道東は景色が綺麗な場所や美味しいものが本当に多いので、釧路にいるうちに行き尽くしたいと思っています!
 一人で過ごす日は平日にサボって溜まってしまった家事を片付けるのがほとんどですが、最近は運動不足解消のため散歩などもしています。釧路は世界三大夕日と言われるほど夕日が綺麗な街なので、偶然見れた日はラッキーです!

休みの日