INTERVIEW

先輩社員

営業職 販売局 
堤 一哲

2007年入社、函館支社販売部、室蘭支社営業部販売課、帯広支社販売部を経て2017年7月より現職場

現在の仕事

 販売局の仕事は新聞社の主要な収入源である購読料収入を増加させることが第一です。全道くまなく北海道新聞をお届けするため、約550の道新販売所とともに配達体制の確保や販促活動の企画を一緒に考え、購読数の増加と顧客満足の向上を図っています。私は札幌市内の南区や豊平区を中心とした15販売所を担当し、販促策の実施や冬場の配達員確保をはじめとする労務対策など地域特有の課題の解消に取り組んでいます。

仕事中の写真

入社してからの一番の試練・失敗談。また、どう乗り越えたか

 2012年11月、当時勤務していた室蘭支社で雪害による大規模な停電に遭いました。担当していた登別市・室蘭市の大半が停電。販売所では配達業務に関わる読者データなどを保管しているパソコンなどが使えず、通常通りの配達体制を整えられるかが問題でした。携帯電話を頼りに販売所と緊密に連絡を取り、被害の状況や配達体制の確認、被害に遭わなかった近隣販売所への応援要請を行いました。避難所で不安な時間を過ごす方々には販売所長と手分けをして私自身も新聞を届けました。正確な情報を待っている人々に、確実に届ける使命を新聞が担っていることを改めて強く感じた出来事でした。

仕事をする上で大切にしていること

 「焦らず、たゆまず、粘り強く」を意識して臨んでいます。具体的には、様々な課題に直面する中で解決策を見出せないような場面においても、「冷静に状況を把握し直し、見落としている部分が無いかどうか確認すること」、「すぐに諦めたり、気を抜いたりしないこと」、そして「相手の気持ちに立って、最後まで粘り強く取り組むこと」です。たとえ課題を解決できなかったとしても、それが経験となり、次につながると信じています。

道新で働くことのやりがい、魅力

 「今日の道新に載っていたよね」。何気ない会話ですが、そんな会話を聞くたびに仕事のやりがいを感じています。毎日お客様のもとへ新聞を届け続けるため、記者や印刷工場、輸送トラックなど多くの人の手を介しています。日々の新聞配達を安定的に行う体制作りに地区担当者として携わる今、「道新を読んでいる」というお客様の声は、自分たちの仕事の成果を感じる出来事であり、仕事に活力を与えてくれています。

休みの日の過ごし方

 ランニングが趣味で毎年5~6回ほどマラソン大会に出場します。平日はあまり走る時間がとれないので、休日に1~2時間ほど豊平川沿いを走っています。毎年出場するする大会は6月末のサロマ湖100kmウルトラマラソンと8月末の北海道マラソン。早く走ることは考えず、完走することを目標に練習しています。

休みの日