INTERVIEW

育児中社員

ビジネス職
帯広支社営業部 
石栗 美帆子

産休取得にあたって

 2018年1月の「札幌モーターショー」に実行委員として関わっていたこともあり、妊娠が分かった17年秋の比較的早い段階で、直属の上司と同じチームの同僚に報告しました。仕事の分担なども配慮していただきながら、無事にモーターショーを終えることができました。産休・育休の取得も当たり前のように話が進み、5月に産休入りするときに「戻ってくるのを待ってるよ」と声を掛けられたことは嬉しかったです。7月には私の席を残したまま人員が補充され、仕事の面でも安心して休むことができました。

育児休業

取得してみていかがですか?

 産休・育休期間中は朝から晩までずっと子どもと一緒。とても貴重でかけがえのない時間でした。ただ、ずっと二人で家にいると、子どもの成長具合などに一喜一憂してしまうこともあり、気分転換に同月齢の親子が保育園に集まって交流する「ぴよぴよ広場」に出かけてママ友をつくったりしていました。職場復帰は、保育園の空き状況などをリサーチしながら子どもが1歳になる直前にしました。初めて保育園に預けてバイバイするとき、大号泣の子どもに後ろ髪を引かれながら園を出て、私も号泣。それでも、1カ月もすると、子どもも慣れて笑顔でバイバイできるようになり、今では迎えに行っても帰りたがらないほどです。

出産・育児を経験してみて

 何かあると泣いて訴え、食べられないものを口に入れるなど、赤ちゃんは一瞬たりとも目が離せません。初めての子育てで戸惑うことも多く、食事も自分のペースではできず、好きな場所にも行けませんでした。これまで当たり前だったことの多くができないことに気付きました。
 職場復帰したとき、周りにいる同僚と普通に話をして意思疎通できることがなんだか新鮮でした。自分の行きたい店で自分のペースでランチをするなど、出産前の当たり前だった日常が少し戻り、社会との接点があることの幸せをかみしめました。
 現在2歳になった子どもは自我が芽生え「これは好き」「これは嫌い」とはっきり言えるほどに成長。なかなか言うことを聞いてくれない時には「育児は育自」という言葉を実感します。ある意味、仕事以上に忍耐力が必要かもしれません。でも、家に帰ってから、何気ないことで子どもと笑いあったり、寝顔を眺めたりするのは幸せな時間です。仕事面でも、子ども向けの商材を扱う広告主に母親目線で提案できるようになり、幅が広がったと感じています。

育休中写真

復帰後の生活

 保育園のお迎えの時間が決まっているので、フレックス制度を利用して通常の勤務時間よりも30分前倒しの9:00~17:00勤務を基本としています。忙しいときには夫にお迎えを頼んで残業することも。復帰一年目は、保育園で子どもが熱を出して呼び出されることも多く、広告主とのアポが入っていたときは、急きょ先輩に代打をお願いしたこともありました。二年目からは子どもも丈夫になり、仕事中に呼び出されることは少なくなってきました。子どもが少し体調不良の時などは、在宅勤務も活用しています。圧倒的に男性が多い職場ではありますが、同僚の理解と温かさに支えられています。

※記載の所属・担当業務内容は執筆時点(2020年12月)のものです。

入社後の経歴

2009年4月入社

函館支社広告部

2013年7月

本社営業局営業本部営業第3グループを経て営業第2グループで自動車ディーラー等を担当。「札幌モーターショー2018」にも関わる。

2019年7月

現職場

産休・育休取得期間

産休

2018年5月~同年8月

育休

2018年9月~2019年6月